読書が大切か、そうでないか
一昨日、村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 」の上巻を読み終えた。とても面白くて、最後のページまで勢い良く読むことが出来た。読後、興奮のあまり、続きを早く読みたくてたまらなくなった。
本を読むことが難しいと思う人は多い。僕はそれをとても残念に思う。
言語を習得するために、数多く会話の練習をすることだけでなく、たくさん本を読むことも大切だ。練習すれば話せるようになるだろうが、最終的に、それは汚れた靴を身につけたようなものだ。母国語でもそうだ。身につけた靴、すなわち言語を磨く必要がある。
言語を磨くことにより、自分の表現力が鍛えられる。言葉の微妙なニュアンスの違いを自然に理解できるようになる。それを自分のものにすると、いつでも自分の言語として使うことができるようにもなる。
外国語で誰かとコミュニケーションをとる際、話者はお互いに言語能力のレベルを測り、そのレベルに合わせて話すか、意図的に難しい言葉を選んで話す。相手の言語レベルが低い場合、退屈してあるいは真面目な対応をやめてしまうようなこともあるかもしれない。
つまり、良好な人間関係が築けるかどうかの一端は、自分の表現力が担っているとは言えないだろうか。
深いですね。
読書は大好きです。
言語表現力も身に付けたいです。
英語の習得は自己課題ですが、怠けてばかりです。
母国語ではない言語で読書するブライス様のたゆまぬ努力に敬服いたします。